事業案内

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特注建築金属
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一貫生産体制

他社では対応できない特注建築金物にも対応

大手メーカーでは対応しきれない、こだわりの詰まった特注建築金物をお探しですか?
弊社は、企画・設計から製造、施工まで一貫生産体制で、お客様のご要望に合わせた特注建築金物をスピーディーかつ高品質に提供いたします。

全体図設計

建築図面より製造する製品全形の図面を設計する工程です

設計次第で、製作コストや、製品の精度・耐久性などが変わります。
お客様と綿密な打ち合わせ、現場採寸をして設計を進めます。

また、製品化していく段階で、改善点のアドバイスやご提案(現場納まり)なども行うことができます。

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現場スタッフの声

当初は、現場の事もよく分からないまま図面を書いていました。
長年の経験のおかげで、単体の部品ではなく全体を見て設計ができるようになりました。
これからもお客さまのニーズに合わせた最適な設計をするために、日々勉強の毎日です。

バラ図設計

製品図の部品をひとつひとつに分解し、それぞれの詳細な製作図面を作成する工程です。

もしも十分な設計図がない場合でも、現物や3Dモデル、あるいはラフスケッチを元に、丁寧な打ち合わせを行います。

研究開発などで必要な部材など、特注品についても安心してご相談いただけます。
経験と実績に基づき、製品の用途や使用環境、他の部品との繋がりなどを考慮し、ご提案いたします。

このバラ図(分解図)を基に各部品が加工されます。 そして、それらを組み立てて1つの製品になります。 バラ図の寸法や形状に少しでもミスがあると、組み立てたときに歪みが生じる可能性があり、組み立てた際に歪みが生じる可能性があり、そのためには細心の注意が欠かせません。この作業が製品の品質を左右する重要な工程のひとつとなります。

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現場スタッフの声

特注品を扱うため、ひとつひとつ製品が違います。
お客様のご要望が様々なので、その度に勉強になります。それが面白いところです。人を育てるのも私の仕事です。技術はもちろん、モノづくりの面白みも 伝えていきたいと思います。

データ入力

バラ図(分解図)を基にNCマシンの加工データを作成し入力する工程です。

このNCプログラムが、次工程のNC加工機の一連の加工動作情報となります。

バラ図に明記されている形状を展開して1枚の板の形に戻し必要に応じて、切欠き・穴あけの場所を指示していきます。

たとえ同じ製品形状であっても材質・形状・数量によって作成データは違ってきます。後工程である曲げ・溶接工程のことを考慮しながら、細心の注意をはらって入力し確認を行っています。

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現場スタッフの声

加工するにあたって金型を使うのですが、 まず丸型 角型 丸型 長角型に大きく分かれます。
データ入力各4種類からそれぞれのサイズが 異なって、全部合わせると約50種類の金型が あります。
どの金型を使ってどのような順番で抜くか・・・
ひとつでも選択ミスをすると加工時間に差が 出てくるので、注意して使用金型を選択しています。
データの入力だけをして、 あとは工場の人に 任せっぱなし・・・なんてことはないように、 注意する点があればすぐにエ場の人に呼ばれて、 その都度勉強させていただいております。
今後も細かいところに注意して、 施工する人、 そして使う人のことも考えながらデータを作成していきたいです。

シャーリング

バラ図を基に、板材を指定の寸法に切断する工程です。

切断できる材質はボンデ鋼板・ステンレス・アルミなどです。

厚みは、ボンデ鋼板で0.8mm~3.2mmまで
ステンレスは0.8mm~2.0まで
アルミは0.8mm~3.0mmまでシャーリング可能です。

寸法公差は、製品の要求レベルによりますが、±0.2mm/m以内の対応が可能です。

ステンレス・アルミに関しては素材の傷を防止するために養生材付の(通常片面でご要望があれば両面も可能)材料を使用してシャーリングを行っています。

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取り扱い素材例

  • ステンレス:HL(ヘアーライン)
  • 2B材
  • 鏡面材(#400・#600・#800)
  • バイブレーション
  • アルミ:生地材(1100・1050)
  • B1アルマイトクリヤー
  • 電気亜鉛メッキ鋼板(ボンデ鋼板)
  • ガリバリウム鋼板
  • アルミ樹脂複合材アルポリック

現場スタッフの声

シャーリング作業は当社の製作工程の始まり ですから、この工程でのミスは後工程の作業すべてに影響を与えてしまいますので、慎重 かつ効率よく作業を行うように心がけています。
シャーリング作業での原板からの板取りは その製品寸法や枚数によって変わるため、どうすれば材料の無駄がなく効率的に切断 できるかを考えるのもパズルを考えているようでなかなか楽しいものです。

タレバン(NC加工)

シャーリングした板を、タレット式パンチングプレス機(タレパン)で、加工データの数値通りに切り欠きや穴あけなどの加工を行う工程です。

加工できる材質は、ボンデ鋼板・ステンレス・アルミなどです。

加工可能範囲は厚みでシャーリング工程と同じく、
ボンデ鋼板で0.8mm~3.2mmまで
ステンレスは0.8mm~2.0まで
アルミは0.8mm~3.0mmまで可能です。

幅はすべての種類で1218mm~4000mmまで加工することが出来ます。

寸法公差は、製品の要求レベルによりますが、±0.1mm/m以内の対応が可能です。
シャーリングと同様にステンレス・アルミに関しては素材の傷を防止するために養生材付の(通常片面でご要望があれば両面も可能)材料を使用しています。

この工程でシャーリング工程によって四角にカットされた鋼材を、約50種類のプレスの切断歯を組合わせて色々な形に切り欠いて行きます。
板材の四方を切り欠き箱曲げにするものや、曲げた後に45度の切断した形状(トメ加工)に切り欠いたり、取付け用の穴を開けたり皿穴加工も行います。
そのほかには鍵のプレートや任意の大きさの円の板を製作することもあります。

NC加工とは,加工機の動作を数値情報で指令する数値制御による機械の加工方法のことで、1台の機械で多種多様な加工を高精度で行うことができるので、多品種少量の生産にも対応でき、尚且つ同じ部品を複数作る際には、同じ精度のものを同じ時間で加工することができます。

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現場スタッフの声

1点ものや小ロット、 短納期という状況に対応 できるようにするには、準備が大切です。 工具のセットや加工する材料のセッティング など、間違いがないように注意し、すばやく行う よう心がけています。
1枚の板から立体の商品が出来る! そんな楽しみが、この仕事にはあります。

ベンダー(曲げ加工)

形づくられた板を立体に曲げていく工程です。

曲げ加工できる材質はボンデ鋼板・ステンレス・アルミなどです。

厚みは、ボンデ鋼板で1.2mm~2.3mmまで
ステンレスは1.0mm~2.0mmまで
アルミは1.0mm~3.0mmまで可能です。

曲げ長さ4000mmまで可能です。

寸法公差は、製品形状にもよりますが、±0.2mm/m以内の対応が可能です。長尺の箱曲げ等も行います。

ステンレス・アルミに関しては素材の傷を防止するために養生材付の(通常片面でご要望があれば両面も可能)材料を使用しています。

複雑な曲げ加工にも対応でき、建物金物や、構築物等々の仕様に対応した曲げ加工を提供いたします。

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現場スタッフの声

ここで働き始めたとき、私は全くの未経験者でした。それでも、社長をはじめ、スタッフみんなに支えられここまできました。
今、経験を積んで、 若いスタッフに教える立場にまでなりました。
これからは私が若いスタッフを支えて、 共に良い製品づくりをしていきたいと思います。

溶接仕上げ

曲げ加工された各部位を溶接して繋ぎ合わせ、溶接した部分を滑らかに仕上げる工程です。

既製品の角パイプ・FB・アングル材等(スチール・ステンレス・アルミなど各種)の切断加工・穴あけ加工などもこの部署で行います。

ステンレスなどの化粧製品・塗装を施すアルミ製品やスチール製品・下地部材など使用用途に応じた溶接仕上げ加工を行います。

その他にも現場で施工を行い易いように製品の連結部分にジョイント材を設置したりタップ加工などを行い現場施工完了時の精度が向上するよう、表に見えない部分にも気を配って加工しています。下地材には錆が出ないように錆止め材に塗装も行います。

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現場スタッフの声

仕事はひとつの輪です。
いかに効率的に作るか、どうすれば後の工程が やり易いかなどを常に考えています。 そして、お客様に満足して頂ける商品に仕上が るように心を込めて作っています。