制作・加工事例
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特注 カバー
同じカテゴリの事例を見るステンレス HL材 t-1.0ミリでステンレス製カバーを製作させて頂きました。
今回はステンレスカバーや水切りなどのステンレスの曲げ方についてのVE提案になります。
上記の形までステンレスヘアライン材を1枚の板から曲げを行いました。
この写真では違和感はありません。
側面部分の拡大写真になります。違和感がありますでしょうか?
HL目(ヘアラインの方向)が斜めになっております。
ステンレスカバーや水切りなどの小口フタのHL目方向は、通常赤線や黄線に仕上げます。
そのため曲げ加工を行った後、緑色部分を溶接して仕上げ、小口フタ前面を黄線や赤線に方向にHL目を研磨し直します。
写真のように幅が小さい場合は研磨し直しますが、大きいフタになると1枚の板から小口のフタまで曲げずに小口に切板を溶接して製作します。
その場合、黒線と緑線がすべて溶接となり歪の増加や加工費のアップに繋がります。
そこで今回の製品に関してはHL目方向が黒線方向のままで、緑線部分もビード残しの溶接、焼け取のみの仕上げとしコストダウンに繋げさせて頂きました。
このように少しのHL目方向の違いによってもコストダウンすることが
可能です。
カバー等はどの部分までが見えるのか?
内側・外側 化粧は不要など、使用用途をお伺いすることで色々なご提案をさせて頂くことが可能です。
製作数 3か所