ステンレス　2B材　ｔ-1.5ミリにシカルを入れて三角形の曲げを製作しました。

看板の上にあり、ちょうど目の高さの位置にオブジェのように設置する三角形の製品になります。

底は183㎜・高さ110㎜・奥行き141㎜の小さな三角形です。

3枚の切板を溶接して3角形を作ることも考えたのですが、今回は意匠を考え30度60度共にシカルを入れて曲げ直角部分の下側を溶接するように展開しました。

30度の曲げ部分の拡大写真です。

60度部分の拡大写真になります。

30度60度共に不要な部分を削り、0.3㎜程度板厚を残して曲げてあります。

今回は意匠にこだわるためにシカル曲げを行いましたので、強度の必要性は考えておりません。

側面の三角形の蓋を溶接して形にしていきます。

今回の三角形ですが、製品によっては溶接で製作することもあります。

溶接で製作することでコストが下がることもありますし、工程が少ない分納期の短縮につながることもあります。
その曲げが製品のどの部分になるのか？その製品はどのような場所・状況で使用する物なのか？

その製品に応じた曲げが必要になります。

特注ステンレスシカル曲げ　三角形　　製作数1組