制作・加工事例
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特注 建具
同じカテゴリの事例を見る入口すぐの壁に、アクセントと明かり取のために規格円形のサッシを計画され、当初は木製の額縁をお考えでした。
しかし、外部からの風雨などをよって木製では耐食性が心もとないとのことで、当社に金属で製作できませんか?と御問合せを頂きました。
そこでステンレス2B材に焼付塗装を施して製作させて頂きました。
通常四角の額縁などはコーナーなどの溶接加工だけで済みますが
円形の場合、ほとんどの部分を溶接にて形を作っていかなければいけません。
今回赤線の部分を溶接して円形の形を成形しています。
R(アール)がついている製品の価格が高価になる理由には
溶接加工が直線に比べると大幅に増える事、下地や部材自体の
板にロール加工を施さないといけない事、正面のリングなども
円の直径以上の大きさの板から切り出さないといけない事
(完成品に対する使用する材料の比率が多い)などがあります。
下記の断面図を頂き製作させて頂いております。
赤丸部分が先ほどの写真で赤線になっている溶接を
施した部分になります。
サッシ側に付けるアングルの下地になります。
アルミのアングル曲げをロール加工して溶接で固定してあります。
製品完成写真
下地材はこのように取付きます。
下地材を通しで製作する事によりサッシからの寄りが簡単に
決まり施工の負担が軽減し、現場での施工時間は1時間あまりでした。
因みにタイル側の取付アングルはピースになっています。
製作カ所 1カ所