採用情報

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特注建築金属
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創業天保年間の超老舗企業

受け継がれるDNA

長い歴史を持つ私たち戸冨は、伝統と技術を守りながら進化してきました。
時代のニーズにあわせ会社も人も新陳代謝を繰り返す中、変わらない価値観があります。
それは「お客様のために細部までこだわり抜くこと」
この信念は200年経とうする今も変わらず、これからも変わることはないと確信しています。

創業期

(江戸時代後期)

戸冨が創業した江戸時代後期は、木製建具製造業が大きく発展した時期です。
人口増加や経済成長により住宅建設が活発化し、一般的な建具に対する需要が高まりました。一方で江戸文化の爛熟期を迎えたタイミングでもあり、格式高い建築様式や装飾的な建具も求められた時代でした。

初代 宮 冨蔵
大阪市西区阿波座下通り2丁目294番地
屋敷において木製建具製造業営む

成長期

(明治~昭和初期)

西洋技術の導入により建具製造技術が近代化し、大量生産が可能になった時期です。
また、洋風建築の普及により洋風建具の製作も始まり、大正時代にはアール・デコ様式などの新しいデザインを取り入れた建具が製作されました。

三代目 宮 和一郎
大阪市西区阿波座下通り2丁目37番地に移転
屋号を戸冨商店とする

第二創業期

(昭和40年代~)

戦争の影響により、建具製造業は一時的に衰退し、戦後、復興とともに再び活発化すものの、金属建具の普及により、木製建具の需要は減少傾向にありました。
戸冨では昭和42年にアルミ建材部を新設し、耐久性や耐火性に優れたアルミ、ステンレス建具の取り扱いを開始するなど、時代のニーズに合わせてビジネスモデルの転換に成功しました。

アルミ建材部を新設
アルミサッシ アルミフロント製造を開始

安定・拡大期

(平成)

小さな仕事にも手を抜くことなく、こだわりのオーダーメイド建具を数多く作製する中で、評判が評判を呼び大企業との取引も増えてきました。製作する建具や工事の規模が大きくなっても、変わることのないモノづくりへのこだわりが、今の戸冨マインドの礎となっています。

五代目 出雲 雅則 代表取締役となる
商号を株式会社戸冨とし、東大阪市七軒家5丁目28番に移転する

現在

ものづくりの情熱を、社会に貢献する仕事に変える

私たちは細部まで手を抜かない「本物」へのこだわりと、お客様の期待を超えるモノづくりを常に追及してきました。
近年は、業界最大手の住宅総合メーカーやテント構造物メーカーと信頼関係を構築し、スタジアムや鉄道駅の膜屋根用建具をはじめ、大手飲食チェーン、2025年大阪開催の世界的イベントの会場など、数多くの主要プロジェクトへの参加実績を積み上げています。
一方、業界全体で課題となっている熟練技術の継承は当社においても急務となっています。
経験豊富な技術者が、若手に技術やノウハウを丁寧に指導し、次世代の育成に力を入れています。

長年の歴史を通し戸冨が大切にしているもの

お客様との繋がり

お客様との対話を通じてニーズを把握し、最適な建具を提案することで、信頼関係を築き上げてきました。

製品へのこだわり

技術者が一つひとつ丁寧に仕上げることで機能美と耐久性を兼ね備えた、細部まで手を抜かない「本物」の製品づくりにこだわっています。

お客様の期待を超える

単にお客様の依頼に応えるだけでなく、戸冨に任せてよかったと思われる製品を提案し、提供することを常に心掛けています。

未来を見据え
変わるもの、変わらないもの

匠の技を受け継ぎながら、新しい時代を切り開きます

未来を見据えて

私たちの業界には、古くから「技術は見て覚える」という慣習が根付いています。しかし、この体質では、若者が技術を習得する機会が限られ、業界全体の成長が阻害されてしまう可能性があります。
戸冨は、この慣習からの脱却を図り、誰もが安心してチャレンジできる環境を整備することに力を入れています。OJT制度や各種研修プログラムを通じて、若者が積極的に技術を学び、成長できる環境を提供することで、先人たちが培ってきた匠の技を継承しつつ、現代のニーズに合わせたアップデートや革新的な技術の導入が可能になると考えています。

一方で、「金属でどのような社会貢献ができるのか?」を模索することも、モノづくりに携わる企業としての使命だと考えております。省エネや環境保護に配慮した建具の提案・導入、既存の素材を金属に置き換えることによる付加価値の創出など、未来志向のチャレンジにも積極的に取り組んでいきます。